Monthly report in May
2022年5月30日
5月10日からInteriorLifestyleIndiaという展示会に出展するためにインド・ムンバイに行ってきました。
日本出国前にインドeビザを所得したり、PCR検査を受けたり、ワクチン接種証明書や陰性証明書を事前に
インドに申請したりと大変でした。インドeビザは個人で申請できます。仲介業者を通すより、より安く済
むので、是非個人で手配して下さい。Eビザはpdfファイルで受け取ることができます。またワクチンの3回
接種済みの証明書は各市町村にて書類で貰えるので各自PDFファイルにて保存しておいて下さい。またPCR
検査は大阪府PCRセンターで受けました。料金は1人当たり2万円でした。最近、木下グループが提供するP
CR検査でも、生年月日、パスポート番号が記載されるようになったので、今後はもっと安価に済ます事が出
来ると思います。PCR検査結果はPDFで送られてきます。これらをインド側に事前申請しなければなりません。
私たちは関空からシンガポール空港経由でムンバイに向かいました。関空からシンガポール便は、お客の
数がとても少なく、1人で何席も独占出来ます。その後シンガポールからムンバイ便では、満席です。この
事でも日本人がいかに保守的であるか分かります。当然赤字路線だと思いますので、関空・シンガポール便
も無くなるのではないかと不安に思ってしまいました。
無事にムンバイに到着し、ホテルからのシャトルサービスでホテルに向かいました。ホテルまでの道中
は私たち日本人にとって、びっくりする景色でした。埃がものすごい凸凹の道路を車線関係なしに車がひ
しめき合っています。トゥクトゥクやボロボロのバスがホーンを鳴らし、ルールも何もありません。私は
20年前の中国を思い出しました。しかし同時に途轍もない生命力や潜在的なパワーを感じました。インド
は本当に若者が多いです。
ホテルはGrandHyattです。Expediaを通して予約していたホテルが2度に渡り、ホテル側から一方的な
キャンセルに遭い、expediaに最終的に用意してもらったホテルがGrandHyattでした。会場からホテルが
遠くなったので、始めは不満でしたが、結果的には最高のホテルでした。Expediaさん、ありがとうござ
います。
一泊して、会場へはUberを使いました。展示会場はJio Convention Centerという場所で、とても綺麗
な会場でした。展示会期間中は、ものすごいお客様の数で、私たち2人は、ずっと休む事無くお客様に対応
しました。これだけ英語で会話したのは初めての事です。私のつたない英語を我慢して聞いてもらい、イ
ンドのお客様には感謝です。色々と良い話もあり、無事に会期を終了しました。
さて帰国ですが、飛行機に乗るために、また日本に入国するためにPCR検査が必要です。グーグルマッ
プで調べ、ネットで予約して検査を受けました。私たちはSpiceHealthという検査場でPCRを受けましたが、
バラックの様な建物でした。6時間ほどで結果がメールにて受け取れます。私たちの場合はメールが指定の
時間に届かなかったので、催促のメールをすると、すぐに結果を受け取ることが出来ました。
次に日本への入国準備です。cocoaやSOSのアプリが日本入国には必要です。また帰国6時間前までに
SOSappから、PCR検査結果やら、健康報告書などをアップしておく必要があります。事前にアップして
おくと、日本入国時での煩雑さが緩和されます。
関西空港に到着してからも、またPCR検査です。恐らく100人以上の職員がこの検査に関わっていまし
た。検査から1時間ほどで結果が出て、無事に入国できました。夜帰国便だったので、入国出来た時間が
深夜11時半でした。バスも電車もありません。シンガポールでこの事に気付き、ネットでレンタカーを予
約しておきました。
全体的なインドの印象は、中国・上海の15年前から20年前にそっくりでした。何故かホテルの匂いも
よく似ていました。もちろんテクノロジーにより以前の中国よりも発展のスピードは速いでしょう。
さて来月はドイツ・フランクフルトでHeimtex展が開催されます。実は、フランクフルト便でも、かな
り右往左往しました。飛行機の減便によりまた帰国便がキャンセルになりました。オランダ便と同じこと
が発生しました。この知らせをムンバイで受け取ったのですが、電話も繋がらず、どうする事も出来なか
ったので、帰国して一番にした事は、この対応でした。私がマイルでこの便を予約していましたので、前
日振り替えについて、ANAからの1回目の回答はNOとの事でした。ANAが勝手に減便して、前日に振替も
出来ず、途方に暮れましたが、しかし何とか、席を用意してもらいました。ANAさん、ありがとうござい
ます。それにしても、日本以外では、コロナ以前に完全に戻っています。日本のみが、いまだにコロナを
恐れています。今後、航空便の就航が、どんどん無くなり、世界から取り残される事が、分からないので
しょうか?韓国でも、この様な数の減便は無いとの事です。心配です。
私たちは、海外マーケットに進出を考えておられる会社を、デザインで応援致します。今後とも宜しく
お願い致します。